父の背中を追って、
ものづくりの世界へ。

私が建設業界へ足を踏み入れたのは父の影響が大きいです。 設計の仕事に携わる父の姿を幼い頃から見て育ち、今思えば幼心に「ものづくりをしてみたい」という想いがあったのではないかと思います。 大学の専攻は文系でしたが、就職活動を通して本当にやりたいことを考えていくうちに、気づけば父と同じ道を選んでいました。 父は『自分なりにやってみなさい』と後押ししてくれました。

技術力だけでは、
現場管理は務まらない。

池田工務店への入社の決め手は、建設に関わるさまざまな仕事やスキルを身につけられると知ったからです。 今は先輩にアドバイスをもらいながら、現場管理者として、現場での打ち合わせ、工程管理、作業調整などの施工管理をすることがメインの仕事です。 もちろん職人さんと一緒に作業をすることもあります。 この仕事で大切なのは、現場でいかに的確に伝わるようにコミュニケーションをとるかです。 進め方ややり方に変更があった場合は、指示を受けた人が具体的にイメージできるような伝え方を心がけ、みんなで同じ方向を向いて完成を目指していけるように都度調整をしています。 社内外合わせて約100名で動く大きな現場もあり、たくさんのメンバーとものづくりができる環境で技術力と共にコミュニケーション力も日々磨いています。

スムーズで安全な現場の
実現は、
入念な段取りが鍵。

この仕事は段取りが大切だといわれますが、その大切さを痛感したのがコンクリート打設工事です。 打設工事は時間との勝負。 どう動けばいいか迷っているうちにコンクリートはどんどん固まっていくので、初めて作業した時は本当に焦りました。 その隣では先輩が手際よく作業を進めていきます。 さらにコンクリートが道具につかない工夫もしていて、その鮮やかな手さばきに感動しました。 作業に必要な道具や流れをすべて把握し、起こり得るリスクを想定して動くことで、スムーズかつ安全に作業することができる。 段取りの大切さを先輩の姿から学びました。 安全管理が徹底される現場では、時には厳しい言葉を頂くこともあります。 でも休憩時には先輩方が気さくに話しかけてくれ、他愛ない話をよくしています。 『よく頑張っているな。』と飲み物をご馳走になることもあり、自分の頑張りを気にかけてくれる懐の深さも感じています。 現場管理者としてはまだまだ半人前ですが、ゆくゆくは先輩方のようにみんなの意見を一つにまとめて、現場を進めていく推進力となっていきたいです。

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